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前回は少し趣向を変えて製図についてご紹介しました。

今回は少し短めですが、木製iPHONEケースの製作過程に戻りますよ~!

第2回では「荒削り」して反らした木材をプレーナーでまっすぐにしたんでしたね。
あ、そうそう。その時のまっすぐになった写真があまりにもわかりにくかったんで撮りなおしました!
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どうです?まっすぐになってるのわかります?

で、底の面がまっすぐになったので、今回は上の面をまっすぐにします。
「ルーター」という機械で材料の厚みを揃えるように削っていきます。

材料が突然白っぽい木に変わっていますが気にしないでくださいね(^^ゞ

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刃物と材料を当てるガイドをセットして、手で動かして削ります。
この機械、実はたくさんあるうちの工場の機械の中で一番危険なんです!!!
なぜなら、刃物がむき出しで、なおかつ手に近いからです!
つまり、刃物に手が当たりやすいってことです!(゜-゜)
怖いですね~、危ないですね~。
なので、慎重に作業する必要があるのです!

でもこの機械、色んな意味でびっくりすることがたくさんあります!
そのことについては次回ご紹介しますのでお楽しみに~!

ではでは、次回に続く。
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by matsuba_factory | 2011-02-25 13:02 | 製作過程
「木製iPHONEケース作ります!」も、第3回目です!
たくさんの方に読んでいただいています!
ありがとうございます!

今回は、少し趣向を変えまして、図面作成についてです。

通常、物を作るときは必ず設計図を描きます。
CADというソフトを使ってパソコンで図面を描くのが一般的です。

今はやりの3D(三次元)CADというものが世に出て久しいですが、
うちの工場にあるCADソフトはそんなものとはかけ離れたものなのです。

私は詳しくは知りませんが、ソフトは20年以上前のものらしいのです。
まあ、機能が少ないのでシンプルで使いやすいと言えなくもないですが。
しかし、せめて「元に戻す」ボタンがあればいいなと思いますね!
苦労して描いた曲線が消えてしまった時、立ち直るのに少し時間がかかります。
あ、立ち直るのはソフトの起動とかではなく、私の気持ちのことです。念のため。

で、使ってるパソコンがこれまた素晴らしい!
NECのPC-9800シリーズですよ!
若い人は見たこともないんじゃないかな?
写真を見ると、本体の右側になにやら大きめの穴が2つ開いていますが、DVDやBDを入れるところではありませんよ!

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5インチフロッピーディスク」なるものが入るのです。
かつてフロッピーディスクが3.5インチFDと呼ばれていた時代がありました。
わざわざ3.5インチと頭に付いてたのは5インチのフロッピーと区別するためっだたのです。
勉強になりましたね!

もちろん今では5インチフロッピーディスクは使っていません。(^_^;)

しかも、驚くなかれ!うちの工場にある機械は全部これより古いのです!
でも、こんな昔の機械ばかりでもiPHONEという最新機器のケースが作れるんですよ!

古い機械達は、また改めて紹介していきますので、楽しみにしててくださいね!

ではでは続く。
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by matsuba_factory | 2011-02-21 19:03 | 製作過程
木製iPHONEケース作ります!
早いものでもう2回目です!(笑)
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今回は第1回でご紹介した「木取り」の続きです。
その前に、少し補足を。

板には「柾目」と「板目」とあります。
以下wikipediaより
 「柾目」とは
 年輪の目を断ち切るように年輪に対し直角に近い角度で切り出した板の表面に現れる木目を柾目と呼ぶ。冬目と夏目が交互にほぼ平行に現れ、きれいに揃った縞模様となる。収縮や変形が少ないが、水分を透過させやすい。柾目の板は原木から20 - 30%程度しかとれず歩留まりが悪いので高価である。
 「板目」とは
 年輪の目に沿うように接線方向に切り出した板の表面に現れる木目を板目と呼ぶ。木目は柾目のように整った縞模様とはならず、不規則な曲線模様となる。板目の板には裏表があり、切り出しの際に外辺部側に面していた方が表面(木表)、中心部側に面していた方が裏面(木裏)となる。板目の板では水分の吸い込み易さの指標である吸水率が表側と裏側で異なり、長い年月を経ると必ず収縮・変形し易い性質があり、木材には反りが生じる

と、少し難しいことがたくさん書いてありますが、要は板は反るということです。
でも、板目の場合は目によって反る方向は決まっているのです。
通常、板目の場合は「木表」の方に向かって反りが生じます。

それを逆手にとって、ケースにした時、反りが生じた場合でもiphone本体をがっちりつかむ方向に反らしてしまおうという魂胆です!
というわけで、長い補足となりましたが、「木表」の面を荒削りしています!

「荒削り」した状態で、数日置いておくと案の定反ってきました。
板の状態では反らなかったのに、荒削りして反るのはなぜか?
それは力関係が崩れたからです。
本来、互いに引っ張り支えあっていた関係が、一部分が欠けることによってひずみが生じるのです!
どこかの組織と一緒ですね!(笑)

かなりわかりにくいですが、すこーし反っているのが下の写真です。わかるでしょうか?
まったく自信がありませんが(^^ゞ
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これを、「プレーナー」という機械で平らに削ります。
結構危ない機械なので指が刃物に当たらないようにカバーをします。
(ちゃんとしたカバーがあるのですが、うちはお手製です)
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で、まっすぐになった板。
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え?全然わからない?

ええ、私も写真を選びながらどっちが反ってる方だっけ?と一瞬迷うほどでした。
写真の撮り方が悪いですね。ごめんなさい。
ちゃんとまっすぐになってますからご心配なく。

というわけで、完成後の反りを少しでも軽減すべくかなり細かい作業をするのでした。

あ、最後にもう一つ。
「板目」でも「柾目」でも反るときゃ反ります。(+_+)

ではでは、次回に続く。
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by matsuba_factory | 2011-02-18 09:47 | 製作過程
今回から、木製iPHONEケースがどのようにして作られていくのかを、写真を交えてゆっくりじっくりご紹介していきます!
第1回目は「木取り」です!

まずは木を実際の寸法より少し大きめに切り出します。

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次に、切り出した板の真ん中を機械で削ります。
これは「荒削り」という工程です。
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木が反ると書いて「」と読むように、木は薄くすればするほど反ってきます。
iPHONEケースのような精密さを要求されるような製品にとって「反り」は大敵です!
その反りを少しでも軽減すべく、あらかじめ反らしてしまおうという作戦です!
完成時に近い状態に加工して数日置いておくとある程度反ってきます。
その反った板をもう一度まっすぐに削ることで、完成後の反りをある程度抑えることができます!


その詳細は次回!
しばらくおまちくださいませ!


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by matsuba_factory | 2011-02-17 09:57 | 製作過程
さてさて、今回は丸型コースターです。

まず機械で板に丸の穴をあけます。

それから「旋盤」というロクロを横にしたような機械にセットし、手で削っていきます。
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これが結構難しくて、削る人の腕前が如実に現れます!
ここで、刃物をきちんと研いでないと仕上がりがきれいになりません!

サンドペーパーできれいに磨いて形は完成です!簡単そうに書いていますが、なかなかそうはいきません。

最後に、仕上げ時に出た粉をきれいにエアーで飛ばしてから塗装です!
まず、オイルをたっぷり塗ります。

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オイルを塗ると、素材の色が濃くなってとってもきれいです!
木目もきれいに出てますね!

ただ、オイルだけだとコースターですので濡れた時にシミになったりします。
なのでオイルをしっかり乾かした後、ガラスコーティングできる塗料を塗ります。
そうすると、濡れてもシミにならないだけでなく洗ったりできるんですよ!

と、こんな感じで制作過程を発信していけたらなあと思います!


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by matsuba_factory | 2011-02-15 16:01 | 製作過程
初めまして!松葉製作所と言います!

木製のiPHONE4ケース等を作っています。

他でもブログを書いていましたが、こちらにもお邪魔させてもらいます。
iPHONE4ケースだけでなく、木製雑貨の製作過程なんかを書いていこうと思います!

よろしくお願いしますね!



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by matsuba_factory | 2011-02-14 15:38